2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

事件捜査中の被告人供述調書毀棄事件につき、署名や指印の部分を破って口に入れた事案について、これを有罪とした原判決の理由が欠落しているとはいえない等として控訴を棄却した事案(大阪高判平成23年4月20日) #書類パクパク

車に対する職務質問中助手席で便箋大の紙を口に入れてそしゃくし梨を食べて飲み込んだりするという極めて不自然で疑わしい行動を取っていた等の事案で、職務質問は違法だが違法の程度は重大ではないとして証拠能力が肯定した事案(東京高判平成8年6月28日判時1582号138頁) #書類パクパク

始末書を口の中に入れて何回か咬んで飲み込もうとしたが果たせなかった事案において、始末書は所属職員に対する将来の人事管理の参考資料として使用する目的を持つものであり、公用文書に該当するとして、公文書毀棄罪を認めた事案(高松高判昭和44年4月9日刑月1巻4号382頁) #書類パクパク

桜の季節に寺の境内で茶店を営んすき焼き等を提供していたところ、寺が突然営業を不許可とした事案において、寺は「不殺生戒」違反というが、長年にわたってすき焼き料理が提供されており合理的な理由ではない等として、不許可処分が不法行為とされた事案(京都地判平成24年5月30日) #すき焼き

国会の質問で、質問当時のリクルート活動として、OBが学生を場合によっては飲食を、さらには缶詰にするというふうにして、一日に何本も映画を見せたり、昼はすき焼き、夜はおすし等という状況に懸念が示されたこと等が認定された事案(東京地判平成15年3月4日判タ1128号92頁) #すき焼き

労組委員長が、労働争議の手段として「タクシーでもうけてブタのように大きくなった、近い日に高血圧で死ぬぞバチ見され」「ブタババのすき焼、ババお前が会社へ出ると相互が破産だ」等のビラを貼り、建造物損壊罪等で有罪とされた事案(福井地判昭和40年8月5日判時423号58頁) #すき焼き

「わが庵は都のたつみしかぞすむ世をうぢ山と人はいふなり」の作者といわれる喜撰法師ですが、不老不死伝説があるそうだ。まだ死んでいなければ、著作権は存続している。 #百人一首の日

遊戯には、(1)結果の客観的不確定性とプレーヤーの主体的参加による結果の可変性を有するものと(2)そうでないものが存するとし、百人一首の絵札を用いる「坊主めくり」では、プレーヤーの技量により結果を変更することもできないとした事案(大阪地判平成13年11月27日) #百人一首の日

百人一首の「ほととぎすなきつる方をながむればたゞ有明の月ぞ残れる」と「ほととぎすなきつる方をながむればたゞあきれたるつらぞ残れる」では、後者は、パロデイで、剽窃と目すべではないとした事案(パロディ事件控訴審判決・東京高判昭和51年5月19日民集34巻3号315頁) #百人一首の日

脅迫文書を書くのに使用された万年筆を「犯罪行為ニ供シタ物」として没収した事案(山形地判昭和39年9月8日)#没収

没収したたぬきが懐胎していた場合、生まれてきた子だぬきも没収できるとした事案(大判昭和15年6月3日) #没収

強姦の際撮影されたビデオは、「犯行によって生じた物」ではないとして、原判決の法令適用を誤りとしたが、結局「犯行に供した物」として没収すべきなので法令適用の誤りが判決に影響を及ぼすものではないとした事案(東京高判平成22年6月3日判タ1340号282頁)#没収

刑は共同被告人であつても各別に科すべきところ没収は附加刑として本刑に随伴するとして、同一事件の共同被告人に対し各別に判決の言渡をする場合でも、各共同被告人に対し同一の麻縄の没収をそれぞれ言い渡すことができるとした事案(最判昭和24年5月28日刑集3巻6号878頁) #没収

ガンリシ参罐を没収した事案(最判昭和27年11月14日集刑69号377頁) #判例秘書の誤記百選

チユーブ入猫入らずを没収した事案(高松高判昭和27年10月7日高刑集5巻11号1919頁) #没収 米麦飯に猫いらずを投入したところ飯から強い臭気を放ち白煙が3筋程立つておりかつ2カ所程赤味を帯びていても不能犯ではないとした事案

「よき」を没収した事案(大阪高判昭和26年11月19日高刑集4巻11号1497頁) #没収 多分「斧」と書いて小型の斧を意味する

テボーを没収した事案(札幌高判昭和26年2月14日判タ13号50頁) #没収 手芒であり、インゲン豆の一種

被告人名義の探偵手帳一冊を没収した事案(東京高判昭和25年7月31日判タ11号54頁) #没収

第1審が追徴を命じたものを被告人控訴の控訴審において没収と変更するも、不利益変更禁止の規定に違反しない(最判昭和30年4月5日刑集9巻4号652頁) #没収

登記官吏をして商業登記簿原本に不実の記載をなさしめた場合、これは公務員がその権限に基いて、正当に作成したものであつて、偽造にかかる文書ではなく、ただその内容に関する申立が虚偽であるというに過ぎないから、これを没収し得ない(福岡高判昭和29年4月13日速報集363号) #没収

片面は日本銀行券五百円券の裏面で片面が白紙のもの一枚及び片面は日本銀行券五百円の表面で片面が白紙のもの一枚を没収した事案(宇都宮地判昭和37年12月24日下刑集4巻11〜12号1179頁) #没収

毛布(黄色)一枚を没収した事案(東京地判昭和37年2月5日判タ128号87頁) #没収 その毛布で赤子を包み、これを抱きかかえて病院から略取したという事案

ミキサー一台を没収した事案(和歌山地判昭和35年1月11日下刑集2巻1号39頁) #没収 賄賂としてミキサーを収受した事案

トランク一個を没収した事案(東京地判昭和34年10月29日下刑集1巻10号2274頁) #没収 トランクの中に死体を...

放火事件で焼け残り座布団等を没収した事案(松江地判昭和34年9月8日下集1巻9号1950頁) #没収

不倫相手にネクタイを巻き付けて心中を図ったが、自分は生き残った男からネクタイ一本を没収した事案(前橋地高崎支判昭和34年7月27日下刑集1巻7号1707頁) #没収

「東京地方検察庁昭和三十三年度刑事々件起訴件数控」と題する書面一通を没収した事案(前橋地高崎支判昭和34年6月10日下刑集1巻6号1406頁) #没収 検察官を詐称

押収の釘一本及び針金三本を没収した事案(水戸地判昭和34年5月25日判時189号34頁) #没収 実子を押し入れに釘づけにして閉じ込めた事案

消火器を没収した事案(東京地八王子支判昭和33年12月26日一審刑集1巻12号2158頁) #没収 対抗組織の殴り込みに消火器を使ったもよう

離婚届一通の偽造部分を没収した事案(水戸地判昭和33年3月29日一審刑集1巻3号461頁) #没収 重婚