2013-01-29から1日間の記事一覧

ストリップショーに出演したタレントが、ストリップ劇場内で撮影された写真を出版がその出版する図書ヘ掲載することを禁止する仮処分につき、自己の裸体を写した写真を一般に公表されたくないと考えるのは当然として認容した事案(東京地決平成21年8月13日判タ1309号282頁) #グラビア

歌手グループのダンスを利用したダイエット法を紹介する記事において歌手の写真を掲載したことにつき、いわゆるパブリシティ権について判示した上で、当該事案におけるパブリシティ権侵害を否定した事案(ピンクレディー事件・最判平成24年2月2日民集66巻2号89頁) #グラビア

アナウンサーが夫と共にデパートの紳士服売場で買物をしている場面を週刊誌に掲載して販売した行為につき、社会通念上相当ではない態様で隠し撮りをした写真の掲載はプライバシー権及び肖像権を侵害する違法な行為と認定し、慰謝料請求を認めた事案(東京地判平成19年5月23日) #グラビア

女優のトレーディングカードの広告宣伝に異議が出されて売上げが低下したとして損害賠償を求めた事案で、ヌードグラビアの多い男性誌に広告を掲載したため清純派女優のイメージが損なわれるというクレームは相当の理由があるとして賠償を否定した事案(東京地判平成14年11月25日) #グラビア

アナウンサーが学生時代にランジェリーパブに勤務していた等の虚偽の内容の週刊誌の記事のため、別の雑誌のために撮影されたアナウンサーの水着写真等を掲載したことが肖像権侵害に当たるとされ、慰謝料請求が認容された事案(東京地判平成13年9月5日 判時1773号104頁) #グラビア

出版社が、所属プロダクションと写真集出版契約を結んだが、撮影を拒絶したとしてタレントに損害賠償を求めたが、ヌード写真等人格・名誉に重大な影響を及ぼす可能性のある業務にはタレントに諾否権があるとして請求を棄却した事案(東京地判平成10年9月30日判タ1039号186頁) #グラビア

死刑判決を受け上告中の被告人が、死刑の違憲性を訴えるために購入した書籍のうち、絞首台及び絞首用ロープのグラビア写真等の閲覧を制限した拘置所長の処分は、刑事被告人の防御権の観点からの配慮に欠ける違法な処分とされた事案(大阪地判平成4年1月24日 判タ783号107頁) #グラビア

男女の性交場面を露骨に描写した雑誌のグラビアは女性との接触の機会のない特殊環境下の受刑者の矯正処遇上有害としたが、墨塗りをせず切除した結果裏面の無関係の頁が削除されたのは受刑者の閲読の自由を制限する違法処分とした事案(大阪地判平成3年12月26日判タ788号159頁) #グラビア

週刊誌の「世界のお嬢様」と題する巻頭グラビアのため写真及び文章の原稿を寄稿する契約に基づき、取材済み分報酬を請求した事案で「上品、清楚、無垢、高貴」さがないとの点は主観的な評価にかかるとして債務不履行を認めなかった事案(東京地判平成元年5月30日判タ715号178頁) #グラビア

芸能活動を禁止する校則に反して芸能活動を行い、「巷でウワサの爆乳現役女子高生」「勝負コスプレ」等とキャプションの付いたグラビア撮影等を行ったことを理由とする退学処分は適法として、女子高校の生徒たる地位確認請求を認めなかった事例(東京地八王子支判平成20年2月27日) #グラビア

第2 事案の概要 1 原告は,平成18年10月当時,被告が設置運営する甲高等学校(以下「甲高校」という。)の全日制課程普通科の第3学年の生徒であった。 本件は,原告が,被告に対し,被告による平成18年10月18日付け退学処分(以下「本件退学処…