2013-04-27から1日間の記事一覧

アマチュア無線局の免許を有する原告らが、電波法施行規則等の改正で認められた広帯域電力線搬送通信設備のため無線通信が妨げられるして型式指定の処分の取消及び許可処分の差止めを求めたが、訴えを不適法として却下した事案(東京地判平成19年5月25日訟務月報53巻8号2424頁) #電波

「被告として、電波を送り迷惑をかけていたのなら,被告に損害賠償を請求する」等了解し難い主張を終始する原告の状況が会社の品位を著しく傷つける行為のあったとき等の懲戒事由に該当するとして解雇を有効と認めた事案(東京地判平成16年10月27日) #電波

受刑者が、刑務所職員から、遠隔からの首締め、脳の内視、目の角膜焼き、手足の電流ショック、耳への電圧圧迫等の行為を受けたと主張して提訴したが、頭の中で電波が走るのは官のせい等と述べ、精神病と診断されていたこと等から、原告の請求を棄却した事案(東京地判平成16年5月26日) #電波

携帯電話基地局から発射される電磁波により健康被害を受けているとして基地局の操業の差止め等を求める請求を棄却した原判決が控訴審においても是認された事案(福岡高判平成21年9月14日判タ1337号166頁) #電波

電波とレーザーによる被害を受けている旨110番通報した原告が、都の職員がその原因である等として国家賠償請求を求めたが、認められなかった事案(東京地判平成18年12月8日) #電波

一般に、宇宙空間にある衛星から電磁波及び音波をレーザーに乗せて特定の者の脳に発射し、その者を眠くさせたり、集中できなくさせたり、言葉を聞かせたりする技術的な手段は現在の科学技術上存在しないものと認められるとして、原告の請求を棄却した事案(東京地判平成15年2月18日) #電波