2013-02-27から1日間の記事一覧

広告媒体目的で広告宣伝業者が所有する気球を無断で撮影した写真をポスターにして宣伝することは不法行為の余地があるが、気球を広告媒体として利用することは当時ほとんど知られていなかった等として過失を否定した事案(東京高判昭和53年9月28日東京高裁判決時報民29巻9号206頁) #気球

一般に、物の所有者は、その所有権の範囲を逸脱し若しくは他人の権利・利益を侵害する結果となるような場合を除き、その所有物を如何なる手段・方法によっても使用収益することができ、第三者は、所有者から使用収益を承認されている場合を除いては、直接に…

ケニア旅行において生じた熱気球のゴンドラが着陸時に転倒する事故につき、原告が旅行会社を訴えたが、熱気球飛行会社の選定、添乗員を通じた安全確保義務等の債務不履行はないとして原告の請求を棄却した事案(大阪地判平成9年9月11日) #気球

熱気球大会について仙台市が3000万円の補助金を支出したことに関し、仙台市は他の都市の補助の実績を勘案して補助金を決定したところ、このような決定方法が裁量権を逸脱した違法なものということはできないとした事案(仙台高判平成14年2月14日 ) #気球