2012-11-09から1日間の記事一覧

6.被告人が熟睡して抗拒不能となった少女に接吻をしたという準強制わいせつ事件において、被告人が、昏睡状態から回復させる行為であって同女の推定的同意があったと争ったところ、同意はあったものの少女は13歳未満であったとして有罪とされた事案(伯林地裁判1837.11.18) #ウソ判例百選

5.「吾輩は猫である」という供述につき、要証事実に鑑み検討すると、本人が真に猫であるかが問題とはなっておらず、単にその供述の存在が本人の精神異常を意味するに過ぎないのだから、供述内容の真実性は問題とならず伝聞証拠に該当しないとされた事例(東京地判明治38年1月15日) #ウソ判例百選

4.被告人が「王蟲」をみだりに傷付けたとして動物愛護法違反に問われたが、刑罰法規たる同法の類推解釈は許されず、傷害することが禁止される「愛護動物」は同法44条3項の列挙する牛、馬、豚等に限られ、王蟲は含まれないとして無罪となった事例(トルメキア地判1984年3月11日) #ウソ判例百選

3.「ズッ友だょ……!!」は、特殊な文字使用、特殊な発音、同性間の恋愛のニュアンスから、外観・称呼・観念において「ずっと友達でいようね」とは類似しないとされたものの、近時大量に使用されもはや識別力を失っているとして商標登録が拒絶された事案(不服2012ー800800) #ウソ判例百選

2.配管工の被告人が本業を怠り、麻薬原料植物たるキノコを常習的に自己使用し、「巨大亀からお姫様を助ける」という幻覚を持った事案において、被告人の常習性を懸念しながらも、「兄を指導監督する」という情状証人の言に免じて最後の社会内更生の機会として執行猶予を付した事例(キノコ地判昭和60年9月13日) #ウソ判例百選

1.ネズミにどら焼きを食べられた仕返しをするため地球を破壊した猫型ロボットの行為について、自分の玄孫が所有し管理する物であるから責任を負わないという抗弁が排斥され、動物の占有者の責任(民法708条1項)の類推により責任を認めた事例(東京地練馬支判平成24年11月7日) #ウソ判例百選

27.野生のモンスターを捕獲しようとモンスターボールを投擲した場合、実際に捕獲できなくとも、怪獣保護法の禁止する「モンスターボールを使用する方法による捕獲」として、トレーナーを有罪としても罪刑法定主義に反しないとされた事案(最判平成8年2月8日刑集50巻2号221頁) #ウソ判例百選

26.首輪に犯人のメッセージ入りSDカードを託される等の形で犯人を援助支援していた者につき「保護」名目で逮捕状なくして逮捕し、黙秘権を告げずに連日連夜の厳しい取調をしたことが違法であるとして自白調書の任意性を否定し、傍論で肉球は「署名押印」の要件を満たさないとした事案。 #ウソ判例百選

25.空から降って来た女の子は無主物であり、民法239条1項により先占を行った男の子が正当に所有しているとして、先祖からの転々相続を主張した自称王家の末裔による所有権に基づく引渡し請求を棄却した事案(ラピュタ地判1986年8月2日) #ウソ判例百選

24.迷惑防止条例違反のつきまとい行為とは、特定の者に対するねたみ、うらみ等の感情を充足する目的が必要であるとして、森において、落とし物のイアリングを返す目的で少女につきまとった行為について無罪を言い渡した事案 #ウソ判例百選

61.高校生が歓迎会において、これから同じアパートに住むことになる高校生に酒を飲ませたとして未成年者飲酒禁止法違反に問われたが、同じアパートに住むだけで未成年者に飲酒させることが罰せられる「親権者ニ代リテ之ヲ監督スル者」(同法1条2項)にはならないとして非行なしとした事案(ちだまり地判平成16年9月30日) #ウソ判例百選

アニメ第2期7話で黒歴史化したのは記憶に新しい所。

60.建築物損壊罪(刑法260条)は建築物の効用を害すれば足りるとして、容姿端麗・文武両道の生徒会長が怒りのあまり校舎をひきずった行為は、校舎の基礎部分の安定性が害される以上校舎本体への傷の有無を問わず本罪に該当するとした事案(大判昭和5年11月27日刑集9巻810頁) #ウソ判例百選

59.「昭和の怪物」と称される超人が、回転翼航空機を耐空証明なしで運行した(航空法143条1号)として起訴されたが、航空法は航空機に「人が乗」(同2条)ることを想定しており、本人が鉄球を振回して飛行する場合は該当しないとして無罪とした事案(札幌地判昭和23年3月3日) #ウソ判例百選

87.地獄・浄土間の運送事業につき、運送経路の独占を試み他の利用者に「こら、罪人ども。この蜘蛛の糸は己のものだぞ。お前たちは一体誰に尋いて、のぼって来た。下りろ。下りろ。」と恫喝したことが私的独占に該当するとして、運送経路断絶を内容とする排除措置命令が下された事案(公取大正7年4月16日) #ウソ判例百選

86.病身の母親のために兵十が捕獲した鰻をふざけて逃がしたため、母親が死んだとして、過失致死罪で起訴された被告人のごんが、鰻を食べたからと言って母親の死期が変わったとは言えないとして、因果関係の証明がないとして無罪放免となった事案(名古屋地半田支判昭和7年1月1日) #ウソ判例百選

そういえば、「へいじゅう」といえば、昔「へい獣処理場等に関する法律」がありましたね.今「化製場等に関する法律」に名前が変わってしまって、タイトルからは何を規制する法律か想像しにくくなっていますが。この法律の題名を見て最初に思ったことが「ヘ…

85.今度こそ原判決を破棄すると意気込んで弁論を開いたが、そこに現れた被上告人とその友人を称する計4人がラブハートアローを使って裁判官を攻撃したため、ついうっかり上告を棄却してしまった事案(最判平成27年4月1日民集800巻800号800頁) #ウソ判例百選

84.原判決は明らかに誤っているので、原判決を破棄して請求を棄却する気まんまんだった高裁の裁判官三人が、プリキュアハートシュートを受けて、原判決を認容してしまった事案(東京高判平成26年4月1日) #ウソ判例百選

83.22歳の指輪の魔法使いが、結婚式を挙げたものの、「結婚相手は女子中学生でまだ16歳になっていない」として婚姻届の受理を拒絶されたとして提起した義務付け訴訟において、必殺技マイスイートハートを受けた裁判官がついこれを認容してしまった事案(東京地判平成25年5月3日) #ウソ判例百選

82.裁判官が起案神を降臨させ判決起案をしたことにつき、起案神の助力を得ることは習俗化しており政教分離に反しないとしたが、起案神の思し召しのまま判決を書いたことが「憲法及び法律にのみ拘束(憲法76条3項)」に反するとして原判決を破棄した事案(東京高判平成25年4月1日) #ウソ判例百選

81.「平たい胸族」との貧乳差別発言は、国際社会における貧乳差別防止取組の基本理念と相容れないとして原告に対する相当な配慮を示したものの、集団に対する名誉毀損的発言をもっては、なお原告個人の名誉が毀損されたとはいないとして請求を棄却した事案(東京地判平成17年2月24日判タ1186号175頁) #ウソ判例百選

80.入場口を通らず浴場に現れた外国人が建造物侵入罪に問われた事案で、「平たい顔族の法ではなく、ローマ法を適用すべき」との被告人の主張を排斥した上、タイムスリップを繰返す中で、少なくとも本件犯行当時においては、建造物侵入をすることにつき未必の故意があったとして有罪とした事案(東京地判平成25年4月20日) #ウソ判例百選

79.少年探偵が居候先の中年探偵に針を発射して眠らせる行為は傷害罪に該当し、探偵業法6条違反は認められるものの、少年が探偵行為を続けられないことは、治安悪化を招くとして事情判決の法理の背後にある法の一般原則により業務停止命令を取消した事案(帝丹地判平成25年4月20日) #ウソ判例百選

78.国立大学法人における教室内の地鎮祭実施を政教分離違反として提起された訴訟で、宗教的静謐の利益は法的に保護された利益ではないとして請求を棄却した上、教育的行為であり目的・効果に鑑み、関わり合いが相当とされる限度を超えないと付言した事案(東京地判平成25年4月15日) #ウソ判例百選

ハセビアンとしては、たとえウソ判例でも違法にはできません。

77.レールガンは銃刀法上の「砲」(銃刀法2条1項)には該当しないため、発射の禁止(3条の13)の対象にはならないとして、レールガン(超電磁砲)をぶっ放した学園都市のエースの少女を非行なし不処分とした事案(東京家常盤台支審平成25年4月13日) #ウソ判例百選

76.窃盗犯の同級生に対して「契約」と称して無理難題を迫った少女につき、たとえ、正当な権利行使であってもその手段と範囲が正当性を欠き不当な権利行使になる場合には強要罪が成立するとして、非行なしとの主張を排斥し、中等少年院へ送致した事案(前橋家ひかり支審平成25年4月7日) #ウソ判例百選

75.道路交通法第77条第1項第4号に基づく公安委員会規則上必要な道路使用許可を得ずに弟を追いかけたとして起訴された兄につき、道路使用許可が必要な「陸上競技」は一般交通に著しい影響を及ぼすものに限られ、忘れ物をした弟を5分後に追いかける行為は入らないとして無罪を言い渡した事案 #ウソ判例百選

74.父親が子どもに対し「一歩一歩練習していなかないと音は出ないよ」と叱咤していたという新証拠を採用し、クラリネットに欠陥を認めて児童への賠償を原判決を破棄し、クラリネットの音が出ないのは児童の技術の低さが原因だとして児童の請求を棄却した事案(東京高判昭和39.4.1) #ウソ判例百選

原判決 window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "https://platform.twitter.com/widgets.js"; fj…

118.同一戸籍の者と同一の名をつけることはできないとして自分の妻及び子どもに対し自分と同じ「ハメハメハ」という名前を付けようとした原告に対し、南洋庁が行った住民票不記載処分を正当とした事案(南洋諸島高等法院判昭和3年9月21日) #ウソ判例百選

七つの海のティコと戸籍法 - アニメキャラが行列を作る法律相談所withアホヲタ元法学部生の日常参照

117.漁業組合が遊魚規則を定め、遊魚料を徴収している(漁業法129条1項、2項参照)にも関わらず、遊魚券を購入せずに釣りを繰り返したとして、被告人小鮒釣り師加野川を漁業権侵害罪で有罪とした事案(同法143条1項) #ウソ判例百選

俺「き、貴様・・・まさか・・・伝説のうさぎ追い師 加野山!?」 - ゴールデンタイムズ参照

116.親権者の許可なく、迷子になった「坊ちゃん」と一緒に、その生活の本拠である山から遠くはなれた池で遊んだことが、未成年誘拐に該当するとして、ドジョウに対して有罪を言い渡した事案(東京地判平成25年9月21日) #ウソ判例百選