2012-09-27から1日間の記事一覧

司法試験の勉強と実務の勉強は相互に関連する。なぜ実務でそのような運用となったかという思考過程を学ぶことが、基礎知識を確実することに繋がる。その確実な基礎知識は、司法試験にも役に立つはず。

問題文が曖昧で、決していい問題はない。でも、本番では問題のせいにはできないから、その場で合理的に考えて解釈していくしかないね

時的要素と、与えられた資料をまんべんなく使うことが重要

形式的な条文上の理由と、実質的な理由、この2つをつける(略)条文が書ければ法解釈じゃないし、実質的理由がなければ説得力がない

試験問題のレベルが高いから、初見で二時間という条件の下では、試験委員が求めていることのうちのわずかしかできなくとも、合格最低ラインに届いている

司法試験は択一をクリアし、論文を採点してもらえる人の4割が受かる試験だ。つまり、各科目の各設問において『多数派』の答案を書ければ間違いなく合格ラインに達する。

法律を解釈して適用する(略)曖昧な文言の意味を、形式的な観点と、実質的な観点から明らかにしていく。そうして、そのような解釈のプロセスを通じて明確にした規範を事案にあてはめる。

思わぬ出題をプラスに考える。その部分は、他の受験生も十分には対応できない。だから、母集団におけるレベルが下がると考えられる。ということは、普通に対応すれば、相対的に浮き上がり、合格可能性が高まる

論点落としより、怖いのは、むしろ論理矛盾や条文判例との齟齬といった基本的な失敗なんだよ

筋の通った理由がついていれば、どの説をとっても点数は同じ

わざわざ資料をつけたんだから、何か読み取ってもらいたいものがあるはずだよ

普通は問題文にヒントがあるよ。特徴的な記載がヒントのことが多い。

同じ『任せていた』でも、信頼の原則で責任を免れる場合と、任務懈怠になる場合がある(略)問題文にある同じ表現でも、その法的評価は文脈から決まってくる。

問題が解けないのは、知識が分散していて、問題となっている事案と関連付けられていないってことだ

抽象的な注意義務違反等を考えても、実際にはうまく議論ができないことが多い。 具体的なの手続を考えて、その中で、いつ、だれが、何をすべきかを考える。これが、具体的に考えるということだ。

会社法は多数のステークホルダー間の利益調整を目的とする。瑕疵がある行為を無効すると、それを信じた人が害される可能性がある。これが会社法の様々な「効力」の問題で共通に生じる問題意識なのだ。

全てが条文に書いている訳ではない。でも、重要な事項の多くは、条文を見れば分かる。

商法ガール

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